解説 問題60

第18回介護支援専門員実務研修受講試験、2015、平成27年、ケアマネージャー、解答、解説



福祉分野 問題60の解説

問題60  1、 2、 5 を 正解といたします

支援分野25問、医療分野20問と格闘した後、福祉分野へと頭の中を切り替えるのは本当に本当に大変だったことでしょう。皆さまのナイスファイトに敬意を表します。
まずは、気になる問題60を、御一緒に振り返ってみたいとおもいます。
可能であれば、スマホなどで検索もなさいながら、どうぞ御確認くださいませ。

設問1は、頑張って、(○)を選びたいところでありました。
やったああああ!! 合格オンライン模擬試験・6回目にも類似問題が登場していましたね!!
あわてて読み間違えちゃった・・・ こんな受験生さんも、多かったかもしれないですね。
支援と、程度を勘違いしてしまわれたかたも、おられるかもしれません。
絶妙ひっかけ問題といえる設問ともいえそうです。

設問2も、根性で? (○)を選んでいただきたいところでした。
設問のとおり、難病のかたがたも、新たに対象に加えられました。

設問3  正解は、 (×)とかんがえます。
介護保険法は、障害者総合支援法に【原則として】、優先する仕組みであることを思い出していただくと(×)を選びやすかったかとおもわれます。
市町村の区域内に住所を有するかたが、65歳に達した場合には介護保険法の被保険者となります。

た・だ・し!!
介護保険からの給付が優先ですが、併用ももちろん可能とされています。
かならずしも、介護保険からの給付すべてが優先するわけではないのですね。
利用されるかたの心身の状況やサービス利用を必要とする理由は、実にさまざまですから介護保険を一律に優先ということはありません。
また、障害福祉サービス固有のサービスも存在しかすので、こちらの利用も可能となります。

設問4  正解は、(×)とかんがえます。
この設問で、悩みに、悩んだ受験生さん、多数ではないかとおもわれます。
制度の趣旨から、推測して消去法で選ばれたなら、Goodですね。

障害者総合支援法における介護給付の1つである、【重度訪問介護】は、重度の肢体不自由者・知的障害者・精神障害者で、常に介護を必要とする人に、自宅で入浴、排泄、食事の介護、外出時における移動支援などを総合的に行います

設問5  正解は、(○)とかんがえます。
自信をもって正答された受験生さんは、ごくごく、少数派ではないでしょうか??
設問4を、消去法で(×)とされ、5を(○)に選ばれたなら、試験テクニックGood!!
障害者総合支援法においては、障害者支援の充実という観点から、各種項目が追加されています。
そのなかで、共同生活介護(ケアホーム)は、共同生活援助(グループホーム)に一元化されたのですね。





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